ランクルとランクルプラドの関係とは
『安心して目的地まで行って帰って来れる』ただそれだけの事が当たり前ではない地域で活躍し、認められてきた“ランドクルーザー”。
そのランドクルーザーブランドを受け継ぐプラドの始まりは、昭和60年(1985年)にランクル70の乗用モデルとして「ランクルワゴン」の名前で誕生、その後平成2年(1990年)に「プラド」というサブネームが与えられ、『ランドクルーザープラド』が誕生します。
とにかく丈夫で壊れずに帰って来れる事を最優先に作られた「ヘビーデューティーシリーズ」のランドクルーザーに対し、「悪路も走れる快適な乗用シリーズ」がランドクルーザープラドです。
◆「ランドクルーザー」、「プラド」名前の由来とは
「LAND CRUISER」は「陸の巡洋艦」、名前の通り “地球上のあらゆる道とあらゆる人々の生活を想定し最も厳しい基準でクルマづくりを行ってきたランドクルーザー” 、世界のあらゆる道で鍛えられ進化を続ける4WDとして命名されました。
「PRADO」はポルトガル語で「平原」を意味します。広大な土地を颯爽と駆け抜ける雄大なイメージ。どちらかと言えば、ランクルよりもソフトな印象を受けますね。そういった意味では、ハードなランクル。ライトなプラドと言った感覚ではないでしょうか。
◆現行型ランクルvsプラドの画像を徹底比較!
まずは画像でわかる違いをタップリと比較してみます。
スペックやウンチクはもちろん重要ですが、見た目の格好良さも大切ですよね!
お好みはどちらでしょう??
現行型 ランドクルーザー200系 |
現行型 ランドクルーザープラド150系 |
◆ランクルとプラド、様々なサイズを比較!
フルサイズSUVのランクルのスペックは国産車の中でも大きいですね。街中で見かけても、ひときわ存在感を出しています。
比べてプラドは車両のお値段もボディサイズも、プラドの方が一回りコストダウンし、コンパクトで扱いやすいというのが魅力です。それでも十分と言っていいほどのサイズと存在感!それではランクルとプラドのサイズはどれくらいの差があるのでしょうか。
現行型 ランドクルーザー200 |
現行型 ランドクルーザープラド150 |
|
全長 |
4,950mm |
4,825mm |
全幅 |
1,980mm |
1,885mm |
全高 |
1,870mm |
1,850mm |
ホイールベース |
2,850mm |
2,790mm |
最小回転半径 |
5.9m |
5.8m |
荷室長さ |
2,690mm |
2,520mm |
荷室横幅 |
1,640mm |
1,565mm |
荷室高さ |
1,170mm |
1,175mm |
◆スペック&燃費比較
ランクル200 |
ランクルプラド150系 |
ランクルプラド150系 |
|
型式 |
CBA-URJ202W |
CBA-TRJ150W |
LDA-GDJ150W |
エンジン型式 |
1UR-FE(V型8気筒) |
2TR-FE(直列4気筒) |
1GD-FTV(直列4気筒) |
排気量 |
4,608cc |
2,693cc |
2,754cc |
燃料 |
プレミアムガソリン(ハイオク) |
ガソリン(レギュラー) |
ディーゼル(軽油) |
燃費(カタログ値) |
6.9キロ/L |
9.0キロ/L |
11.2キロ/L |
燃料タンク容量 |
93L |
87L |
87L |
※プラドのディーゼルエンジンはNOx(窒素酸化物)の処理はAdBlue(尿素水)を使います。12.1リッターのタンクがあり、1,000キロで1リッター消費するので、警告表示に応じた補充が必要です。
尿素水(AdBlue®アドブルー®)についてはこちらから
◆価格の比較
ランクル200
GX:4,728,240円 ~ ZX:6,836,400円
ランクル150プラド
TXガソリン:3,538,080円 ~ TZ-G ディーゼル:5,363,280円
◆選ぶならランクル?プラド?
ボディーサイズやエンジンサイズ、全てにおいて “一回り小さい” ランクルプラド。高級感やスペックにおいてもランクルの方が “上級” の印象もありますね。そうなればやはり価格面でもランクルの方が “高級” となるのは当然と言ったと所でしょうか。
日本の街中ではちょっとオーバースペック!?とも言えるランドクルーザーですが、その重厚感と高級感、そして運転する喜びは他には代えがたい、素晴らしい感動がそこにあると思います。それはやはり、実際に所有してわかるもの、ではないでしょうか。
対するプラドは日本の市場に良く似合う、ボディーサイズもスペックも、まさに “日本サイズのピッタリモデル” 。大き過ぎず、小さすぎず、そして安全性能もしっかり、高級感も文句無し!おまけに運転する楽しさも申し分ありません!選ばれる理由もうなずけますね!
なお、ランクルは『価格が下がりにくい』と言われる代表車種ですが、プラドも負けていません!アドブルーのモデルは海外での認知度や環境整備の関係もあり?ちょっと心配な点もありますが、リセールバリューは共に良い事が知られています。詳しくは下記関連記事よりご覧ください♪
見た目の外観やスペックはもちろん、駐車場事情やお住まい周辺の道路事情、クルマの使用環境などなど、様々な観点から考慮されるのが最適だと思います。ご相談などございましたらランクル専門店flexdream各店舗までお気軽にお問い合わせください♪
お問い合わせはこちらの問い合わせフォームまたは各店舗(店舗一覧はこちら)までどうぞ!
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参考