新型ランドクルーザー300系 フルモデルチェンジ情報について、ディーゼル?ハイブリット?解説します!

2018.5.21更新

次期ランドクルーザー『新型ランクル300系』に求められる性能とは!?

次期ランクル300系のフルモデルチェンジを期待する声は、あちこちで耳にするような機会が増えました。
平成19年にデビューした現行モデルのランクル200系が既に10年以上販売されていることもあり、「そろそろフルモデルチェンジ!?」と予想するのもわかりますね!
※ランクル100系は約7年間、ランクル80系も約7年間発売。

次期ランクル300系に期待される性能・デザインについて考えてみます。

 

<最新更新情報 2018.9>
⇒【ランクル専門店が解説】新型ランドクルーザー300系はハイブリット&ターボのV6エンジン搭載!2020年フルモデルチェンジを予定!

 

①安全装備

最近ではキャラバンやハイエースなどのいわゆる商用車や軽自動車も自動ブレーキを採用するなど、各メーカーが安全装備に力を入れてきています。
自動ブレーキの普及で事故が減っているという事実や日本が迎える超高齢化社会を考えると安全性能へ期待はより一層高まっていく事は間違いないでしょう。

 

※ランクル200系発売当初の最先端な【安全装備】とは

◎クロールコントロール

砂地や泥、岩場などのオフロード走行の際に、エンジン・ブレーキを自動制御して『極低速』を維持しながら走行できる世界初のクロールコントロールが装備されました。
簡単に表現すると、クルーズコントロールのオフロードバージョンの様なイメージです。

 

◎KDSS(キネティックダイナミックサスペンション)

一言で表現すると油圧コントロール式スタビライザー。
走行状況に応じて、スタビライザーを油圧で制御。高速安定性と悪路走破性という言わば「逆」の2つの性能を高次元で両立させた画期的な日本初装備のスタビライザーです。

 

◎プリクラッシュセーフティシステム&レーダークルーズコントロール

10年前当時、既にミリ波レーダーを用いた衝突軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム」を採用。さらにミリ波レーダーを用いたレーダークルーズコントロールも装備されていました。

 

◎10エアバック

Wエアバック、サイドエアバック、カーテンエアバック(3列目まで)、ニーエアバック(運転席・助手席の膝への衝撃を緩和)

※上記紹介の装備はグレードにより装備の有無がございます。

 

※平成27年8月のマイナーチェンジでTSS-Pが搭載

さらに安全装備を充実させた安全装備パッケージ「TSS-P」が追加されました。

  • ミリ波レーダー+単眼カメラを使った自動ブレーキ(歩行者検知有)
  • レーダークルーズコントロール
  • オートハイビーム
  • レーンディパーチャーアラート

ランクル200MC発表!徹底解説した詳細はこちら

現行型ランクル200 リフトアップカスタムデモカー
現行型ランクル200 リフトアップ カスタムデモカー 平成27年8月マイナーチェンジ後モデル

 

ランクル300系では更なるハイテク装備を期待!

ランクル200デビュー当初のハイテク装備を考えると、ランクル300系では更なるハイテク装備の期待が高まりますね。トヨタさんの開発に期待しましょう!

 

 

②地球上で最後まで残る “耐久性”

ランクルは海外で人気のクルマです。人気の要因の重要な一つに “耐久性” が挙げられることは皆さんもご存知の通り。

『安心して目的地まで行けて帰って来れる』
ただそれだけの事が当たり前ではない地域で活躍してきた、認められてきたランドクルーザーは耐久性が文句ないクルマであることは “必然” である事は言うまでもないかもしれません。

 

③低燃費エンジン

世界中で低燃費が求められる現在、それはランクルにおいても気になりますよね。耐久性が高いクルマはどうしても車重が重くなるので燃費を良くすることは難しい中ですが、ランクル300系には燃費も頑張ってもらいたい!そう期待する方も多いのではないでしょうか。

 

ディーゼル?ハイブリット?電気自動車?

 

◎ディーゼルエンジンモデルへの期待

燃費が良くて、力も強い、そして耐久性も高い。そうなればやはり期待されるのがディーゼルエンジンではないでしょうか。ランクル200系の国内モデルでは設定されなかったディーゼルエンジンですが、プラドやハイラックス・ハイエースなどでもクリーンディーゼルが採用されるようになったこともありますので、是非ランクル300系では新開発のクリーンディーゼルエンジンを期待したい所です。

 

◎ハイブリットエンジンモデルへの期待

以前は同モデルではディーゼル・ハイブリットを両方設定しない、という方針であると言われていたトヨタですが、現在はどうでしょうか。
今のところは同時設定されているモデルはありませんが、最近のEV需要の高まりなどを考慮すると、今後はどうなるか、期待したいところです。
次期ランクルは新型ディーゼル、次期LX(ランクルのレクサスブランド)はハイブリット。そんな戦略もあるかもしれませんね。

 

◎電気自動車EVモデルへの期待

『地球上で最後まで残る』をテーマに開発されているランドクルーザー。インフラの整備が整っていない地域で活躍する事を考えると、近い将来的には完全な電気自動車EVモデルは難しいかもしれません。
ランクルが電自動車EVモデルとなるのは、他のどの車種も電気自動車となっている頃ではないでしょうか。

 

※EU(欧州)のEV(電気自動車)の方向性

余談ですが、2017年9月に「2040年までにガソリン・ディーゼル車の販売を禁止する方針」をイギリスとフランスが発表。日産も欧州でのディーゼルエンジンを搭載する乗用車の販売から撤退する方針を打ち出しています。EV・自動運転の競争が激化する中ですが、ランクルは今まで通り『地球上で最後まで残るクルマ』としての立場(責任?)を貫いて行ってもらう事を個人的に期待しています。

 

④デザイン

走行性能、耐久性が “売り” のランクルですが、デザインもやはり気になる所。ランクルと言えば重厚感のある強そうなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

ランクル200の重厚感のあるフロント周り
ランクル200の重厚感のあるフロント周り(2017年8月マイナーチェンジ後モデル)

 

レクサスLX570と比較

重厚感がある中で、低燃費を考えた空気抵抗を意識したイメージのシャープなデザインと言えばランクル200のレクサス版:LX570。

ランクル200のレクサス版『LX570』リフトアップカスタムデモカー
ランクル200のレクサス版『LX570』リフトアップカスタムデモカー
レクサスLX570 リフトアップカスタム スタイリッシュな顔つき
レクサスLX570 スタイリッシュな顔つき

 

ランドクルーザー プラドと比較

同じ「ランドクルーザー」という名前を持つランドクルーザープラド。
ヘビーデューティなランドクルーザーシリーズのライト版:ランドクルーザーワゴンとしてデビュー。後にプラドという名前が付いてからもライトシリーズとして活躍。現在はライトとは呼ぶのが相応しくないを思うほど、高級感と重厚感を持つモデルとなっています。
※現に欧州トヨタではプラドをランドクルーザーと呼び、日本でいう所のランクルはランドクルーザーV8と呼びます。

新型ランクルプラド 2017年9月マイナーチェンジ後モデル
新型150系 ランクルプラド 2017年9月マイナーチェンジ後モデル
ランクル150プラドマイナーチェンジ前のキリっとした釣り目
ランクル150プラド マイナーチェンジ前モデル

一体ランクル300系はどのようなデザインとなるのでしょうか。
ワクワクするような、乗っていて楽しい、そんなデザインを是非期待したいですね!!

 

 

フルモデルチェンジの良い点・悪い点とは?

【古き良きデザイン】
レトロな丸目ヘッドライトの歴代ランクル達

ランクル40丸目ヘッドライト
古き良きデザイン、丸目ヘッドライトのランクル40
ランクル60丸目ヘッドライト
ランクル60丸目ヘッドライト
ランクル80丸目ヘッドライト
ランクル80丸目ヘッドライト換装(60フェイス)
ランクル70丸目ヘッドライト
ランクル70丸目ヘッドライト
ランクル100丸目ヘッドライト
ランクル100丸目ヘッドライト換装

空気抵抗や衝突安全、歩行者衝突時衝撃軽減、車両重量軽減など様々な観点から造られる最新モデルのデザインは、ランクルの前身、ジープBJの頃から受け継がれるレトロな丸目ヘッドライトのスタイルからは全く異なる最新鋭のデザイン。

最新のデザインは高級感も漂うとても格好良いデザインですが、古き良きデザインが失われていくのが少し寂しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

※flexdreamが提案する丸目換装カスタム『FD-classic』はこちら

 

【運転の楽しさと快適性能】

ランクル60丸目カスタムデモカー 走行シーン
ランクル60丸目カスタムデモカー 走行シーン

ランクルファンの方の中には運転している楽しさがあるクルマだから好き、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。最新鋭の快適性能が装備されることで運転している楽しさが減ってしまう。そうなると少し寂しく思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
運転している楽しさを味わえる快適なクルマ、そんな両立も是非期待したいですね!

 

 

ランクル300系フルモデルチェンジは確定的

ランクル300系フルモデルチェンジイメージ

色々と書きましたが、「いつか」という事はまだ定かではありませんが、ランクル300系にフルモデルチェンジされる日が来ることは間違いなさそうです。どんな仕様・エンジン・デザインで発売されるか、楽しみですね!

 

 

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