ランクル60のモデル紹介とお勧め

2013.7.14更新

ランクル40・ランクル60・ランクル80.jpg
左からランクル40・ランクル60・ランクル80
いずれもflexdream デモカーです。

ランドクルーザー60とは

ランクル60とはトヨタのランドクルーザーシリーズの中で、
昭和55年(1980年)から平成1年(1989年)まで発売されたモデルです。

角ばったこのレトロなスタイルは今もなお根強い人気を誇ります。
【クラシックな印象の前期の“丸目”】と【ワイルドな印象の後期“角目”】。
この二つのモデルが存在するということや、
カスタムによって角目を丸目化したり、車高を上げたり…
様々なスタイルをお好みに応じてカスタムできるということも
やっぱり人気の要因の一つではないでしょうか。

ランクル60のモデル

ランクル60 前期 丸目.jpg
ランクル60の前期は丸目
写真は角目を丸目化したモデルです

ランクル60後期 角目.jpg
ランクル60の後期は角目

ランクル60の型式

ランクル60の型式はたくさんあります。

ガソリン車

【FJ60V】2Fエンジン
【FJ61V】2Fエンジン
【FJ62V】3Fエンジン
【FJ62G】3F−Eエンジン(3Fのインジェクション付き)

【FJ60V】と【FJ61V】は2Fエンジン

排気量は4230cc
キャブレター式です。
ランクル60はアメリカでも現在も根強い人気を誇ります。
そんなアメリカでは特にこの『2Fエンジン』の人気がダントツに高いのです。

トルクを感じて走れる、とっても良いエンジンと評価が高いです。
ただ、現在この2F搭載車両を探すことは簡単ではありません。

【FJ62V】は3Fエンジン

排気量は3955cc
キャブレターのモデルです。
『トルクの2F』『レスポンスの3F』と言われており、
吹け上がりの良く、エンジンをよく回して走る(回転を上げて走る)人にはお勧めです。

【FJ62G】は3F−Eエンジン

3Fのインジェクション付きです。
エンジンの基本構造は3Fと同じです。

こちらのモデルは≪オートマ≫のみ。
ガソリンのATがいい!という方はこのFJ62Gをお選び下さい。
『普通に乗るなら』FJ62Gがお勧めです。

当時1300台ちょっとしか生産されていないので、
状態の良いお車を探すことは簡単ではありません。
FJ62Gの特集ページは以前記事を書いていますのでこちらへどうぞ!

ディーゼル車

【BJ60V】3Bエンジン
【BJ61V】3Bエンジン
【HJ60V】2Hエンジン
【HJ61V】12H−Tエンジン(2Hのターボ付き)

【BJ60V】と【BJ61V】は3Bエンジン

排気量3431cc
ランクル60系の中では唯一の4気筒エンジン。
古くからのランクル愛好家の中にはこの『3Bエンジン』を好む人も少なくありません。
独特の振動と音は一度味わうとヤミツキ!?

【HJ60V】は2Hエンジン

排気量は3980cc
最近のディーゼル車と比べるとカナリのエンジン音ではありますが、
3Bと比べるとだいぶ静かになりました。
マニュアルの2H搭載車両は燃費がとてもよく、驚くほど燃料が減りません。
ただ、オートマだと結構加速が遅いので心して乗ってくださいね!!

【HJ61V】は12H−T(2Hのターボ付き)

60系最速エンジン!ディーゼルターボです。
やっぱり60はこのエンジンじゃないと!という声も多いのですが、
残念ながらNOxPM法により、指定地域ではガス検査をしないと登録できません。
ランクル60のNOxPM法については以前記事を書いていますのでこちらへどうぞ!

ランクル60の中古車情報を見たい!もっと詳しく知りたい!という方はこちらへどうぞ!

今回はランクル60のモデル紹介でした♪