キャブ車とインジェクション車の両方が存在します。
- キャブ:FJ60V FJ61V FJ62V
- インジェクション:FJ62G
今回はキャブ車についてのお話です。
ランクル60のキャブ車?インジェクション?という事についてはこちらへどうぞ!
キャブ車と聞くと、ちょっと不安で心配!?
と思うかもしれませんが、コツをつかめば大丈夫♪♪もう怖くありません♪♪
エンジンのかけ方
エンジンが冷えている状態でかける時は
アクセルをポン、ポンと2回位踏んで、チョークを軽く(1段階〜2段階)引っ張ってからセルを回してください。
数日乗らなかったあと、冬の朝などはエンジンをかけるときはアクセルを2〜3回位踏んで、チョークをいっぱいに引っ張って、セルをまわした方がいいと思います。
(この辺りは車によって個体差がありますのでちょうど良い所を探して慣れて行ってください)
エンジンが温まっているときは
車を走らせていて、コンビニなどに立ち寄って、またかける場合は
(エンジンがある程度温まっている場合)
アクセルは踏まない、もしくは1回踏む位にしてください。
水温が暖かい場合はチョークも引かないで走れます。
踏みすぎたり、チョークを引きすぎるとカブってしまいます。
かぶってしまった時は
エンジンをかけようとして、セルモーターが回っているのにかからない。
そんな時はかぶっている可能性が考えられます。
カブってしまった場合はアクセルはエンジンがかかるまでは踏まないでください。
セルをしばらく(5秒くらい?)回して、またしばらくまわして・・・
としているうちにかかると思います。
かかったら、アクセルを軽くアオッテください。
それでもかからない場合は、逆にアクセルを全開に踏みながらセルを回してください。
かかったら「ちょうどいい位に」アクセルを戻します。
キャブ車といっても個体差がありますので、
その車ごとに「ちょうどいいかけ方」があります。
徐々に慣れていってください!!
これでもかからない場合、または他の要因でかからないような場合は、
ランクル60 エンジンがかからない!キャブ車編をご覧ください。
※「かぶる」とは※
スパークプラグの先では、「パチッ」と火花が出ます。
本来、空気とガソリンの濃度バランスがピッタリである状態はガソリンがほぼ気体の状態であることが理想的なのですが、キャブ車の場合、その調整が機械仕掛けの為、状況によってはガソリンが濃すぎると、液体としてガソリンがバシャッとプラグにかかる、ということになってしまいます。
プラグの先がガソリンで濡れる。
という状態になると、プラグの「パチッ」という火花が出せなくなってしまいます。
(または弱くなってしまいます)
この状態が一般的に言われている「かぶる」という状態です。
火花が出なくなってしまうので、エンジンがかからなくなってしまいます。
エンジンがかかった後は
基本的には多少暖気させてあげた方が車にはいいと思います。
(水温計がちょっと動いたかな、と言う位でOK)
ご近所の騒音問題などで全くできない、という場合もあるので、
全くできない状態で走る場合はチョークを引いたまま走ります。
エンジンが温まってくるまで(特に冬場)は本調子が出ず、
ブカブカいってしまいます。
しばらく走ると水温が徐々に上がってくると思います。
上がってきたら少しずつ、回転数も見ながらチョークを戻していってあげてください。
この辺りも車によって個体差ありますので、
徐々に慣れていってくださいね。
チョーク?アクセルワイヤー??
チョーク
ガソリンを濃くするレバーです。エンジンが温まってきたら戻してください。
ランクル60(キャブ車)の場合はハンドルの左側にあるレバーです。
アクセルワイヤー
引っ張るとアクセルを踏んだ状態になります。
オプションのウィンチを動かす時、バッテリー上がりの車を救援する時などに使用します。
こちらはキャブ車以外でもランクル60全てのモデルにハンドルの右側にあります。
文章で書くと、色々と面倒に見えるかもしれませんが、
それがまたかわいらしさ!?
出来の悪い子供ほどかわいい、と言ったもので、
こんな所がまた愛着に繋がっている。
そんな方も多いのではないでしょうか???
ランクル60についてもっと色々徹底的に知りたい!という方はこちら!
キャブ車・インジェクションの違い、型式ごとの説明、燃費・スペック、
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カスタムの参考にもどうぞ♪♪