ランクル 観音開き(観音扉バックドア)VS上下開き 後姿一覧
2014.4.1更新
まずはリアハッチそれぞれの種類と説明から
上下開きとは
字の通り、リアドアが上ゲートと下ゲートに分かれているタイプで、上のゲートを上げてから下のゲートを下げます。
メリット:利点
上下開きの良さは何点かあります。
- 一枚ドアと比べ、少ないスペースで開け閉めが可能。
特に「上ゲートだけ開けて小物を取る」時などは楽です。 - 少しながら、上のゲートを開けることで雨除けになります。
風が無い時の霧雨程度なら結構違います。 - 下のゲートに座れます。
これが案外重宝します♪
などなど
デメリット:欠点
欠点というほどの事でもないかもしれませんが・・・
荷物を積み下ろしする際に、下のゲートがちょっと邪魔です。
特に重さのある固い荷物(例えば自転車やベンチなど)を積もうと思った時に、下のゲートのボディー部分に「コツン」なんてこともあったりします。
観音扉:観音開きとは
ランクルのモデルの中には観音扉のモデルも存在します。
その名の通り、左右に扉が開く観音開きのモデル。
モデルごとに右と左のドアのサイズが異なります。
メリット:利点
- 上下開きと同じく扉が2枚に分かれる為、少ないスペースで開閉可能
- 上下開きとは異なり、下にゲートが残らない為重い荷物の出し入れが楽
- リアゲートを開けた状態でバンパーに乗れるため、ルーフラック装着時などは重宝します。
- 見た目が珍しく、特に最近の車にはあまりないスタイルなのでクラシックな印象が増します
などなど
デメリット:欠点
- 観音の柱がある為、バックミラーでの視認性が落ちる
- 上下開きと違い、ゲートに座れない
などなど
ランクルプラドにはモデルにより1枚ドアもあります
ランクルプラドは95モデル以降は1枚ドア(横開き)となります。
(それまでは観音扉)
横開きとなった理由について
95プラド・120系プラドは背面タイヤがゲートに付いていました。
(120系プラドは背面レス仕様と背面付き仕様が選べました)
ゲートにタイヤが付いたまま上に上げるという事が耐久性に負担がかかるという事から横開きになっっているという説があります。
150系プラドは背面タイヤの設定は無くなりましたが名残りではないでしょうか??
※150系プラドからは以前のサーフのようにガラスだけ開閉できるようになりました※
メリット:利点
- 1回のアクションで開閉可能
- 観音扉と異なり、後ろの視認性が高い
- 観音扉と同じく荷物の積み下ろしの際は便利
などなど
デメリット:欠点
1枚にすることでドアが大きくなるため開閉する為にスペースが必要です。
ランクルのモデルごと リア画像を紹介
ランクル200は上下開きのみ
ランクル200 リアハッチ上下開き
ランクル100も国内カタログモデルは上下開きのみ
上下開き
ランクル100 リアハッチ上下開き
海外モデルや特装モデルは観音も有り
ランクル105 リアハッチ観音扉
※ランクル105とは何か、という事についてはこちら※
ランクル80は国内シェアほとんどが上下開き、グレードにより観音開き
VX−LTD・VXは上下開き
国内にあるランクル80の多くはVX−LTDとVX。
上下開きがほとんどです。
GX・STDのみ観音扉
ランクル80 GX リアハッチは観音扉:観音開き。
(STDグレードは前期モデルのディーゼルのみ。
現在日本の市場ではSTDはまず見かけません)
極々稀にVXベースの特装:観音扉があったり・・
ランクル80のVXベースの特装車:観音扉(観音開き)
同じような車は探すのはちょっと・・・
ランクル70は観音扉のみ
ランクル70のリアゲートは観音扉(観音開き)。
ランクル60ガソリン車編
AT車は全てVXグレード。上下開き
ランクル60 上下開き
画像はハイルールをロールーフに換装してありますが、
ガソリンのAT車=ハイルーフ&上下開きとなります。
ATのロールーフがご希望の場合は写真のように換装するしかありません。
また、MTのハイルーフ、上下開きもありません。
(一部特装車を除く)
MT車はGX・STDグレード。観音開き
ランクル60の観音開き。
MT=観音開き&ロールーフとなります。
ATの観音開きやロールーフは設定がありませんでした。
USトヨタ(北米トヨタ)仕様は
ハイルーフはありません。
ロールーフ&上下開き
ロールーフ&観音開き
の2種類設定があります。
ランクル60ディーゼル車編
ディーゼルターボはVXグレードのみ。全て上下開き
画像は同じなので省略します。
ターボ車=ハイルーフ&上下開き
となります。
※ノンターボでもオプションでハイルーフ&上下開きもあります下記参照※
ノンターボは観音扉と上下開き両方あります
ただし、自由にどれでも選べるわけではありません。
ノンターボのAT=ハイルーフ&上下開きとなります。
ノンターボのMTの場合、標準はロールーフの観音開き。オプションでハイルーフ&上下開きが選べました。極まれにロールーフの上下開きも存在します。
ランクル55・56
ランクル56観音扉。
上下開きと観音扉があります。(画像は観音のみです、すみません)
上下開きはこの時代には驚きのパワーウィンドウを採用。
サーフのようにガラスを開けて、下の扉を開けるタイプです。
ランクル40系は観音扉と三方開き
観音開き
三方開き
ランクル40の三方開き。
まず上ゲートを開けて、下のゲートを観音式に開けます。
ランクルプラド モデルごとのリア画像を紹介
ランクルプラド95系は横開き
ランクルプラド95系以降は横開きとなりました。
95はロング(4ドア)、90はショート(2ドア)です。
ランクルプラド78は観音開き
ランクルプラド78系はランクル77と後ろは同じ。
78がロング(4ドア)で71がショート(2ドア)です。
ランクルの歴史についてはこちらに以前記事を書いていますので合わせてご覧ください♪
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