フィリピントヨタで新型ハイエースが遂に発表!
SNS等で話題となっていた新型ハイエースが先日、遂にフィリピントヨタで発表されました。正式発表より前から噂されていた『セミボンネット化』には賛否両論あるみたいですが色々調べていくとやはり、色々『考えられて』この形になったのだとわかります。
新型ハイエースVS現行型ハイエース200系
新型ハイエース | 200系ハイエース |
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比べてみれば一目瞭然、新型はノーズ付きセミボンネットタイプという事でボンネットが長くなっていることがわかります。
エンジンが運転席・助手席の下にある日本の現行モデルハイエース200系に対し、フィリピンの新型ハイエースはエンジンがボンネットの中に収まっています。
『セミボンネット化』で得られる利点とは
ハイエースはもともと『仕事車』として扱われていました。
運転席、助手席シートの真下にエンジンルームが位置していた(キャブオーバーと言います)のも多くの荷物を運ぶ、そしてより多くの人を乗せる為に同じ大きさの車と比べても、運転席より後ろ部分の空間を大きくとるためです。
しかしキャブオーバーの為、エンジンの騒音や熱、衝突時の危険性などの問題もありました。世界的に安全性への意識が高まっている昨今。そういったことを考慮した結果の『セミボンネット化』なのかもしれません。
3つのグレードを設定
海外市場向け新型ハイエースでは、『GL Grandia Tourer』、『GL Grandia』、『Commuter Deluxe』の3つのグレードを設定。それぞれ最大14人、12人、15人の乗車人数設定みたいです。日本国内で使用するには少しオーバースペックなサイズに感じますね。
エンジンは優れた環境性能のディーゼルエンジンを搭載
力強くトルクフルな動力性能と低燃費で環境性能にも優れたクリーンディーゼル1GD-FTV 2.8L直4エンジンを搭載。ランクルプラドにも採用されているディーゼルエンジンです。もちろんガソリンエンジンの設定もあるみたいです、7GR 3.5L V6エンジンを搭載。
世界的に安全性や環境に対する意識が高まっている
世界的に安全性や環境に対する意識が高まったうえでの『セミボンネット化』なのかもしれません。先に書かせていただいた通り、やはり色々『考えられた』結果なんでしょう。
日本で次期モデル『新型ハイエース300系』としてフルモデルチェンジ!?
このブログをお読みの方なら気になっている方も多いと思いますが、私たちも何より気になるのがフィリピンで発表されたこの新型ハイエースが日本でこのまま発売されるのか、という事ですよね。
この辺りはまだまだ発表されていない事ですので、まだまだわかりませんが、ハイエース専門店としての観点で予想してみたいと思います。
※あくまでも予想です!!!
【案その1】
フルモデルチェンジが行われ『ハイエース300系』として発売
フィリピンで新型ハイエースが先行発表された!そう聞けばまず思いつくのがこちらですよね。
現在日本で現行型として販売中のハイエース200系が終了して、今回のこちらのモデルがハイエース300系としてフルモデルチェンジ。
そう思うのがまず当然のように思えますが、もしかしたら違う、のかもしれません。続きは【案その2】へ。
【案その2】
別車種『ハイエースレジアス』として『ハイエース200系』と併売
実は巷ではそんな噂もチラホラ。。。
【本格派仕事車】日本トップクラスの人気車種として君臨するハイエース。ノーズ付きのセミボンネットタイプにすることで、今までと同じ積載容量を求めようと思えば必然的にボディサイズが大きくなってしまいます。
特に維持費の安い4ナンバー(小型貨物)モデルのハイエースに関して言えば、現在200系では4ナンバー規格ギリギリサイズで設計されている為、少しでも大きくなれば1ナンバー(普通貨物)になってしまい維持費が上がってしまいます。
仕事車としてはとても大きなデメリットとなってしまう今回のセミボンネット化は、トヨタさんの戦略的に考えれば「なるべく後ろ倒しにしたい」という気持ちがあると思われます。
(4ナンバーを希望するユーザーさんがキャラバンに流れることは必至と思われますので。。)
この為、現行型ハイエース200系はそのまま販売。そして新型別車種「ハイエースレジアス」として両方販売を行う。そして時期が来たら統合!?そんな可能性もありそうですね!
【案その3】
海外専売の日本未発売モデルとなる
そもそもこのサイズ、日本で走れる!?そんな疑問さえ出てくる超ビッグサイズの新型ハイエース。本当に日本で発売されるの!?と思ってしまう方も多いと思います。
⇒フィリピンモデルのハイエースのボディサイズはこちらに記載されています。
ただ、世界的に安全基準への意識の高まりがある以上、今回のフィリピンモデルがそのまま日本に入ってこなかったとしても、いずれはハイエースもセミボンネットモデルに変わる日が日本でも訪れる可能性は高いと思います。
とにかく今後の展開が楽しみなハイエース。東京オリンピックが開催される2020年を目指して何かが起こる、そんな気もしてきますね♪♪情報が入り次第、ご紹介致しますので是非お楽しみに!!
参考
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