ハイエース・レジアスエースのリコール情報!「ATシフトレバー部分」、ディーゼル車の「燃料装置・コンピューター」
平成28年11月24日にハイエース・レジアスエースのリコールが2つ届出されています!
シフトレバーに連結している切替レバーの強度不足
自動変速機において、シフトレバーに連結している油路切替レバー支点部の強度が不足しているため、想定外の素早いシフト操作を繰り返すと支点部が摩耗してガタが生じることがあります。そのため、シフト位置に応じた油路の切替えができなくなり、走行不能になったり、Pレンジ以外で前進や後退するおそれがあります。
対象車は全車両、自動変速機の油路切替レバーを対策品に交換する対策が取られます。
対象は2型の途中から3型の途中のオートマ車
toyota.jp より引用
※対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれます。
※対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。
ディーゼル車の(1)燃料ポンプ、噴射ノズルの強度不足 (2)エンジンコンピュータの排気ガス制御が不適切、噴射ノズルが腐食し触媒が損傷する恐れ
(1)ディーゼル燃料噴射装置において、燃料ポンプおよび燃料噴射ノズルの強度が不足しているため、燃料通路部に亀裂が発生することがあります。そのため、燃料が漏れ、燃料圧力が低下するとエンジン警告灯が点灯して出力制限走行となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。
(対応・対策)
全車両、車台番号を確認してポンプ、噴射ノズル等を対策品と交換します。
あわせて各締結部の燃料漏れを点検します。
(2)エンジン制御用コンピュータにおいて、排気ガス再循環制御が不適切なため、排気ガス中の水分により燃料噴射ノズル先端孔部が腐食し拡大することがあります。そのため、噴射量が増えてPM(粒子状物質・すす)が触媒に多量に堆積してエンジン警告灯が点灯し、出力制限走行となります。最悪の場合、触媒が損傷し黒煙を排出するおそれがあります。
(対応・対策)
全車両、エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
また、プログラム修正後にエンジン警告灯が点灯する場合には、無償で噴射ノズル等を交換するとともに、触媒が損傷している場合には、フロントパイプを交換します。
toyota.jp より引用
対象は3型以降のディーゼル車
toyota.jp より引用
※対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれます。
※対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。
ご自身の車が対象かどうか気になる方はコチラから車台番号で確認ができます!
(※toyota.co.jpサイトにて)
例外等もあるとの事ですので最終的にはトヨタ ディーラーに確認いただくのが正確かと思います。
対象車(該当車)にお乗りの方は最寄りのトヨタ ディーラーへ連絡し対策を受けてください!
無償作業になりますが作業の日程などはディーラーと打ち合わせる必要があります。
最寄りのトヨペットディーラーの検索はコチラから(※toyota.co.jpサイト)
リコールの通知について
- 一般的にはご購入になった(又は定期点検など整備を受けた事のある)ディーラー(トヨタ)より通知が来ます。
- 中古車をご購入の場合 トヨタ ディーラーではユーザーの連絡先が分かりません。その為 陸運支局から車検証上の名義あてに通知が来ます。
- 車検証上の名義と使用者が異なる場合など 車検取得時や名義変更時など新しい車検証が発行されるタイミングで陸運支局の方から指摘されるようになっています。
車の使用方法(名義の事情)は様々で上記以外のケースも考えられるかも知れませんが、リコールの通知は主に上記のような方法が取られています。
ハイエースのリコール情報はflexdreamのホームページやブログ等でも適宜発信してまいります。