一部改良ハイエースは2021年8月から生産!
新型300系ハイエースではなく、2度目の改良!
そろそろかと期待されていた新型300系モデルチェンジではありません。
またしても“一部改良”です。今回の変更ポイントは、法規対応と少量型式の廃棄・売れ筋外板色やメーカーオプションの仕様集約により、売りやすさを向上を狙った変更です。デザインの変更はありませんが、人気のメーカーオプションが標準装備になります。改良点をご紹介していきます。
300系へモデルチェンジは!?一部改良を重ねるハイエース
ハイエース200系 マイナーチェンジではありません!
今回も期待とは裏腹に、マイナーチェンジではなく一部改良です。巷でよく耳にしますが、改良毎に“5型”とか、“6型”とか、、、そうすると、“7型”と区別されるのでしょうが、あくまでも【200系4型】の一部改良となります。
一部改良スケジュール
生産開始:2021年8月2日(月)~
※法規対応となるため、記者発表はないようです。
変更内容がコチラ
①法規対応
【ディーゼル車】
WLTP燃費基準対応(法規適応:2021年9月~)
(世界基準:Worldwide harmoized Light Vehicles Test Procedure)
【ワゴン・コミューター】
PCS・LDA装備義務化(法規適応:2021年11月~)・・・TSSレスオプションの廃止
TSS(Toyota Safety Sence)予防安全パッケージ:トヨタセーフティーセンス
PCS(Pre-Collision System)衝突回避パッケージ:プリクラッシュシステム
LDA(Lane Departure Warning)車線逸脱防止装置:レーンディパーチャーアラート
②仕様集約
型式、外板色の一部廃止、メーカーオプション設定の変更を実施
主な変更内容 | 対象 | |
型式 | マニュアル車の廃止 | 全車 |
外板色 | ボルドーマイカメタリック(3R9)/グレーメタリック(1G3)廃止 | バンS-GL |
装備 | スマートエントリー標準化 | バンS-GL・コミューターGL/ワゴンGL・グラキャン |
AC100Vアクセサリーコンセント標準化 | ||
ステアリングスイッチ標準化 | ||
ラジオレス標準化*1 | 全車 | |
寒冷地仕様とヒーター付きアウターミラーをセットオプション化 | ||
リアワイパー/リアデフォガ/リアアンダーミラー標準化 | バン3人乗り | |
バックドアイージークローザー | キャンパーベース車 | |
TSS標準設定(現行型は特設にて運用) | 現金輸送車/タクシー仕様車 |
*1:【CD+AM/FMラジオMOP廃止(AM/FMラジオMOPは継続)】
ハイエースの歴史をおさらい
ハイエース200系 1型:2004年(平成16年)8月~
2004年8月からフルモデルチェンジし、ハイエース200系としてデビューしました。
ハイエース200系 2型:2007年(平成19年)8月~
2007年8月から2型としてマイナーチェンジ。グリルの変更、ワゴンGLが追加設定されます。
ハイエース200系 3型:2010年(平成22年)7月~
2010年7月から3型としてマイナーチェンジ。フロントグリルやバンパー、フォグランプのデザインが変更になりました。メーカーオプションに、ディスチャージヘッドライト追加。
ハイエース200系 4型:2013年(平成25年)11月~
2013年11月から4型としてマイナーチェンジをおこない、グリル・バンパー・ヘッドライトの変更しました。このモデルをベースとし、現在まで改良が重ねられています。
LEDヘッドランプやスマートキーなどの便利で実用的なオプションが設定されました。
2列目のスライドドアのサイドスライドガラスがスタイリッシュに変更されました!さらにS-GLではマルチインフォメーションディスプレイが採用されメーター内が非常に見易くなり、商用車のイメージから一転、より普段乗りのクルマへ進化を遂げたと思われます。
2014年12月 シーケンシャル6速ATへ変更(一部改良)発表
ガソリン車のみトランスミッション(オートマ)が変更されます。現在の4速ATからシーケンシャル6速ATへオートマのみ変更。
ハイエース200系 一部改良(5型):2017年(平成29年)11月~
安全装備TSS-P(トヨタ セーフティ センス パッケージ)が設定!
フロントグリルにTSS-pミリ波レーダーのセンサーが標準設定されました。
※ TSS-Pとは
Toyota Safety Sence P(トヨタセーフティーセンスP)の頭文字をとって命名されています。簡単に言えば、充実した安全装備のパッケージングのようなイメージです。
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのカメラを用いて、下記に紹介する安全装備が揃ったパッケージがTSS-Pです。
※ミリ波レーダーはグリルの中など(車種により異なります)、単眼カメラはフロントガラス上部に装備されます。
・歩行者検知付きのPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのカメラを併用する事で、クルマだけでなく歩行者も検知、被害を軽減します。
※ミリ波レーダーは探知距離が長いことが特徴で、高速域での検知に対応します。対する単眼カメラは物体の形や大きさを捉えられることが特徴で、道路の白線や対向車のライト、歩行者も認識できます。
・LDA(レーンディパーチャーアラート)
走行中に白線を逸脱した場合、音や振動など(車種により異なります)によりドライバーにお知らせ、危険を軽減します。
※今回の新型ハイエースのLDAにはステアリング制御の機能は装備されません。
・AHB(オートマチックハイビーム)
前を走る車両や対向車を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
AdBlue(アドブルー)採用のGD型ディーゼルターボ!
ハイラックスやプラドのクリーンディーゼルでも採用されている尿素水『AdBlue(アドブルー)』を採用したエンジンへ変更。さらにクリーンなディーゼルターボエンジンとなりました!
※ランクルプラドのクリーンディーゼルと同じ【1GD-FTV】エンジンです。
ディーゼル車も6速ATへ
ガソリン車に続いてディーゼル車でも6速ATに改良されました。
ハイエース200系 一部改良(6型):2020年(令和2年)5月~
安全装備がメーカーオプションに追加!
フロントグリルの意匠変更やドアミラーの大型化など
ICS(インテリジェントクリアランスソナー)がTSSP装着車にメーカーオプション設定可能(A/T車のみ)
車庫入れなどの低速(約10km/h以下)での運転時、超音波センサーが車両前方・後方と障害物の接近を感知し、距離と位置をマルチインフォメーションディスプレイの表示とブザーでドライバーに知らせます。TSSP装着車両にオプション設定が可能です。
PVM(パノラミックビューモニター)をメーカーオプション設定
クルマを上から見下ろした視点で死角までモニターに表示し駐車をサポートします。トヨタ純正ナビが必要です。
電子インナーミラーをメーカーオプション設定
バックドア内側にカメラを取り付けてインナーミラーに後方映像を表示。
後席に同乗者がいても、クルマの後ろを広い範囲で表示します。
VSC(横滑り制御機能)を全車標準装着
滑りやすい不安定な路面でも、4輪にかかる力をコントロールして車両を安定させます。今までも通常ラインナップのハイエースワゴン、ハイエースバンでは標準装備だったVSC(横滑り防止装置)ですが、今回、特装車を含め全車両において標準装備となりました。
※ハイエースバンではレスオプション可能でしたが出来なくなりました。
2021年8月生産から一部改良(7型)!
フレックスドリームでは一部改良モデルもたっぷり先行オーダーしていきますヨ!
新車も中古車もオートローン低金利1.9%~実施中!!
店舗では先行オーダーの受付も実施しています!
この金利を侮ってはいけません。高額なお買い物だからこそ、金利の差額をご覧いただければ一目瞭然です。トータルの出費を抑えるのはもちろんですが、浮いた差額分で“取り付けしたかったカスタムパーツ”や、“ワンランク上のグレード”も検討することが出来き、選択肢の幅が広がります!!
車の購入するうえで、目先のお値引きの金額だけ頑張っても、トータルで損することがあるかもしれません・・月々の返済計画も考えながら、無理のない楽しいカーライフをご提案いたします!!
ローンでご購入をお考えの方は必見ですヨ!!お近くのフレックスドリームハイエース専門店へお問い合わせください!
ハイエース新車コンプリート!FD-BOXなら最長180回まで設定が可能!!
新車ハイエースの“車中泊できるライトキャンピングカー”「FD-BOX」シリーズに限り、最長180回まで設定が可能です! “月々の支払いをできるだけ抑えたい”、そんな方にはおススメです。無理のない試算シミレーションをご案内いたします。お気軽にご相談してください。
関連ページ
- ハイエース《安全装備追加》2020年5月1日から一部改良を発売!!6型マイナーチェンジ!?
- ハイエース200系バン特別仕様車『50周年アニバーサリーリミテッド』『ダークプライム2』専用装備・違いを実車画像で比較!
- 【AdBlue®アドブルー】(尿素水)補充時期・方法を解説!ハイエース200系クリーンディーゼル編