新型300系ハイエースでは?東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「LCV D-CARGO CONCEPT」
東京モーターショーにて世界初披露となったトヨタ車体のコンセプトカー「LCV D-CARGO CONCEPT」が次期300系ハイエースなのでは?と噂されております。
LCVとはライトコマーシャルヴィークルの略。“小型の商用車”という事ですが…
新型300系ハイエースはキャブオーバーからセミボンネットタイプへ
宅配用のデリバリーバンを想定している『LCV D-CARGO CONCEPT』は車体左側(助手席側)のフロントドアは前方へ、リヤドアは後方へスライド。更にピラーレス(柱がナイ!)なのでかなり大きな開口部を確保しています。荷物の積み下ろしには圧倒的に便利です。
公表されているサイズデータは
- 全長 4,700mm
- 全幅 1,735mm
- 全高 1,885mm
- 室内長(助手席側) 3,500mm
- 室内幅 1,550mm
- 室内高 1,345mm
海外で既に発売されているセミボンネットタイプのPROACE(プロエース)
(画像:プロエースVerso UK TOYOTA より引用)
以前にも次期ハイエースに近いのでは?とご紹介した海外モデルの『PROACE(プロエース)』
今回東京モーターショーに出展されたLCV D-CARGO CONCEPTとフォルムは似ていますね。
ご存知の通り“ハイエース”は商用から乗用、日本国内だけではなく世界中でも活躍している車種です。
過去のモデルチェンジのサイクルからも2018年から2019年にモデルチェンジをするだろうと言われているハイエース。キャブオーバータイプのスクエアなボディはデザインだけではなく、室内の空間を物理的に一番広く確保出来るのが人気の理由ですが…
グローバルな視点からハイエースのモデルチェンジをとらえると“セミボンネットタイプ”にせざるを得ない事情もあります。
それは安全性能(衝突安全)。クラッシャブルゾーンの確保が必要になります。環境や安全性能の基準は海外の方が高く世界で活躍する“ハイエース”は世界基準で作らなければなりません。
となると次期ハイエースもセミボンネットタイプとなる可能性が極めて高いと言えます。
もちろん「LCV D-CARGO CONCEPT」が次期ハイエースと決まった訳ではありませんが、セミボンネットタイプになることは恐らく避けられないと思われます。
過去にハイエースのモデルチェンジを考察した記事はコチラ
→次期ハイエース300系新型フルモデルチェンジは2019年発売へ:200系5型マイナーも!?
インテリアのみ公開されたワゴンモデル?
こちらは東京モーターショー2017にてインテリアのみ公開された 車いすマラソン選手の利用を想定した「LCVアスレチックツアラーコンセプト」。
画像からもお分かりいただけると思いますが、室内長、室内高もかなり確保されています。
公表されているサイズデータは
- 全長 4,700mm
- 全幅 1,735mm
- 全高 2,120mm
- 室内長(助手席側) 3,500mm
- 室内幅 1,550mm
- 室内高 1,580mm
CARGO(カーゴ)タイプよりも全高、室内高があります。ハイルーフタイプという事でしょうか?
フロントサイドのガラスの形状がとても斬新です♪
宅配(デリバリー)や道具など荷物を積む『仕事用』はもちろん、乗用やキャンピングカー、福祉車両にまで対応可能と無限の可能性を持って生まれてくることが次期新型ハイエースにも課せられた大命題であることは明らかです。
今回のトヨタ車体の展示はそんなあらゆる可能性を示しています!
⇒次期ハイエースと噂されてもおかしくありませんよね。
果たして…?
東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「LCV D-CARGO CONCEPT」はコチラでも詳しく紹介しています!→新型ハイエース300系のプロトモデル!?東京モーターショーにてトヨタ車体、世界初公開!