タンドラの歴史と魅力
2013.8.27更新
≪タンドラ クルーマックス リフトUP&ブッシュワーカー& メタルマリージャ18インチAW≫
トヨタが北米(USトヨタ)で生産しているピックアップトラック。
タンドラのデビューは2000年。
『T100』の後継モデルとして、サイズアップされて登場しました。
T100とは同じく北米トヨタ(USトヨタ)のピックアップトラック。
車名の由来は永久凍土の広がるツンドラ(tundra)地域から
当初はT100の後継としてT150という名前で考えられてましたが、フォードのピックアップF-150と名前が似すぎている、ということで【タンドラ】という名前になった、という話もあります。
タンドラの歴史
初代タンドラ、全米至上最高品質のピックアップトラック
ビック3(GM・フォード・クライスラー)を刺激しないように、少し小さめに作られたことにより、販売が振るわなかった・・・という話をする人も大勢いますが、質を重要視する目の肥えたアメリカのピックアップトラックのユーザーにはとても評価が高く、当時アメリカの中古車市場にはカナリの影響力があると言われている『コンシューマリポート』に【全米市場最高品質のピックアップトラック】として取り上げられたほどでした。
しかし、ビック3の本拠地デトロイトでは完全に不十分
ビッグ3の生産本拠地デトロイトではタンドラを一切ライバル視していませんでした。
アメリカのユーザーのほとんどは長年の「ビッグ3」ファンで、自分達のトラックに並々ならぬ愛着を持っていました。
販売する側の「ビッグ3」も「我々はアメリカの消費者の好みをしっかり理解しており、ビック3のトラック以外は絶対選ばない」と自社のトラックに絶対的な自信を持っていました。特にフォードは自社のFシリーズを「アメリカの歴史」とまでうたっていて、ビッグ3のトラックは「強いアメリカ、負けないアメリカ」の象徴と言われるほどでした。
北米トヨタは中型セダンでは徐々に徐々にに販売台数を増やしていったものの、ピックアップは「デトロイトの最後の砦」とまで言われ、初代タンドラは評価は高かったものの、ビッグ3の対抗馬としては不十分でした。
そして20007年。2代目タンドラへ
2003年にカルロス・ゴーン率いる日産がサイズ・排気量ともにビッグ3のものと同クラスのピックアップトラック「タイタン」を発表。これが全米で脚光を浴び、ユーザーの心を掴みます。その影響も受けながら2007年にはタンドラも同クラス・同サイズへとフルモデルチェンジ。2代目タンドラが誕生しました。
2008年にはトラック・オブ・ザ・イヤーを受賞
優れたコストパフォーマンスや品質・耐久性の高さを2代目タンドラでもしっかりと実現します。
当時アメリカではユーザーの好みは長年の愛着より品質をを重視する方向へと変わりつつありました。そこで2代目タンドラは品質の高さや価格面で非常に高く評価され、着実に販売台数を伸ばしていきます。そして発売したタンドラが2代目にモデルチェンジした年、トヨタ自動車はGMの世界総販売台数を抜き、世界一の自動車メーカーとなり、翌年、タンドラはトラック・オブ・ザ・イヤーを受賞することになりました。
そして2014年 フルモデルチェンジ。新型3代目タンドラ発進
2013年の8月、正式に2014年どフルモデルチェンジが発表。
(2月のシカゴモーターショーで発表されましたが、価格等は正式発表されず)
タンドラの魅力
圧倒的な存在感と安心感
タンドラの魅力の一つに挙げられることに、「圧倒的な存在感と信頼感」が挙げられます。
排気量の大きさやボディーの大きさは、とにかく存在感があります。
日本国内において、トヨタのハイラックストラックや日産ダットサントラックが販売されなくなった今だからこそ、タンドラの魅力や存在感はより高いものとなったのではないでしょうか。
1ナンバー貨物登録で維持費が意外と安い
日本国内ではタンドラは普通貨物(1ナンバー)扱いとなる為、このように大排気量の車でも自動車税が安く、維持費が安く抑えられることも人気の一つです。
「トラック」とは思えないほどの居住性
「トラック」という事を忘れさせる室内の居住性、操縦性、パワーはタンドラだからこそ。
日本を代表する自動車メーカーであるトヨタがアメリカで育ち、日本に逆輸入されているタンドラ。
一度店頭にて実車を見てみて下さい♪♪
タンドラの魅力をわかっていただけると思います♪♪
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